テニス徒然草Q&A編 元コーチの月さんです。学研のTT,でテニス徒然草を連載していました。テニスのブログ　テニス徒然草フィーリング編、ほぼ毎日アップしています。コメントなど頂けると嬉しいです。0年の経験を活かして、お客様からの疑問にいつも即答しています。そのQ&Aをまとめてみました。

心の悩みです。よろしくお願いします。
Q：試合になると、途中でいつも夢中になり、ムキになり、
　　自滅が増えて、
　　勝てません。
　　心を制御する方法はありますか？

A：いい質問ですね。試合で感情的になる。
　　それで結果的に頭の中が白くなり。
　　気が付いたら負けていた。
　　メンタル.タフネス。
　　良い言葉でしょう。
　　心も、身体、技と同じように
　　トレーニングしましょう、出来ますよ。
　　そんな考え方です。
　　僕の得意な分野です。

悪い例　ラケットを投げる、



審判に文句を言う
「今のアウト？　入っている」

　これは×

　ウィンブルドンで土居美咲選手、堂々のメンタル.タフネス　データで
　
　　テニスの上達と言うと、
　　テクニックばかり練習する方が多いです。
　　トレーニングばかりするマニアも多いのですが。

　　大切なのは心.技.体のバランス、
　　特に心の重要性に気づいて欲しいのです。

　　実は、心の前に、感情があります。

　　えっ？　感情って心じゃないの？

　心の前に感情の整理を
　　
　自分も心と感情の差別をそれほど
　分かっているつもりはないのですが。

　まあ、普段から冷静な方ですね。
　第三者的にものを見るのが好きです。

　今自分の心の状態が、
　下の図の4つの次元のどこにあるかを
　把握しましょう。
　ベストは右上
　ワーストは左下。





　悪いパターンは
　感情が乱れて、
　心の冷静さが無くなり
　プレーが乱れる。

　その悪い循環になるようです。



　その悪い循環を断ち切る事ですね。
　言うは易く、行うは、なんですが。



　言葉に書けば簡単ですよ。

　１：言い訳をしない。
　２：自分以外のせいにしない。
　３：怒らない。



　どうです？　簡単でしょう。
　ここに心の勝利の法則があります。

１：言い訳をしない。
　負けた言い訳は無し。
　　→　実力と、だから練習を。

２：自分以外のせいにしない。
　負けたのは、ペアのせい？
　太陽のせい？
　ストリングスが合わなかったせい？
　いえいえ、皆自分なんですよ。

３：怒らない。
　人生、怒っていい事ありません。
　悪い事をした、子供をしかる時だけです。諭す事ですよ。
　深呼吸をして、数秒待ちましょう。
　空を見上げて、
「ホラ、自分はちっぽけな存在だ」
　テニスが出来る自分は幸せ。

こんな考え方で行きましょう。

テニスライフを楽しむ教訓
　テニスは心の戦いだ
　１：言い訳をしない。
　２：自分以外のせいにしない。
　３：怒らない。

　テニス徒然草　フィーリング編　負ける？　法則特集