テニス徒然草Q&A編 元コーチの月さんです。学研のTT,でテニス徒然草を連載していました。テニスのブログ　テニス徒然草フィーリング編、ほぼ毎日アップしています。コメントなど頂けると嬉しいです。0年の経験を活かして、お客様からの疑問にいつも即答しています。そのQ&Aをまとめてみました。

Ｊ.Ｗ.ツォンガ　フェデラーに打ち勝つ
　今年の全仏、地元フランスが強い。
　フランスの夢をバックに
　J.W.ツォンガ　R.フェデラーをねじ伏せる
　スコアでも圧勝。
　試合データでも圧勝。
　J.W.ツォンガがこれだけR.フェデラーを圧倒したのは、　世代交代を示している。
　フェデラーはウィンブルドンに全力集中するはずだ。
　錦織圭も練習に入っているハズ。





　2人は超攻撃型のプレーヤー。
　サービス力を武器に先制攻撃を仕掛ける。
　フォアハンドが得意。

　このような攻撃型のプレーヤーは、ミスを恐れず、ウィナーを積極的に狙う。
　サービス力が生命線。
　サービスの力が極端に落ちる、クレーコートのロランギャロでは不利は否めない。
　2人とも、ウィンブルドンが得意だ。
　J.W.ツォンガのウィンブルドン　

　ロランギャロの試合の特徴
　ナダルがロランギャロで強い訳　

　試合時間は短い。
　サービス、リターンの次のポイントを狙う。
　サービスの次にフォアで叩けるかどうか。



　長いラリーは不利だからだ。これがナダルとの大きな違い。
　　R.フェデラーの試合時間　
　テンポよく試合を運ぶ、リズムも大事。この試合の1ゲーム当たりの時間は4分以下で早い。

　ミスを腐らず、次のポイントを狙う、普通のプレーヤーとは違う、集中力を持つ。

　過去の戦歴はR.フェデラーの圧勝。
　ネットプレーもR.フェデラーに分がある。




　バックハンドはR.フェデラーがはるかに上手い。
　特にバックハンドのダウンザラインは逸品。

　ところが、今年、J.W.ツォンガがバックハンドを改良。
　錦織圭に敗れる時は、このバックを突かれていた。
　
　R.フェデラーとバックは真っ向勝負をしていた。

　今年はバックハンド、トップスピン、スライスと嫌がるそぶりがない。
　だから無理してフォアに回り込む事も少なくなった。
　結果的に、オープンコートはできにくい。

　そしてなんと言っても、先制攻撃で、R.フェデラーのネットプレーはパッシングショットで抜く。
　自身はネットプレーで効率良くポイントを稼いだ。



フェデラーのやりたいプレーで、フェデラーを封じた。
　R.フェデラーの美しいフォームはなぜ？　　動画でどうぞ。
　

　ヤニックノアの優勝から30年。フランス人は、フランス人の優勝を待ち望んでいる。
　今年は、フランス、頑張っている。
　ノーシードからG.モンフィルズの大躍進。
　R.ガスケ、G.シモン、そしてJ.W.ツォンガと勝ち上がっていた。
　G.シモンのR.フェデラーに敗れたかたき討ちを果たした感じだ。
　J.W.ツォンガ一人が勝ち残り、フランスの夢を託されている。



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